主な実績


住 宅

高田邸

連島の静かな山際の住宅地の角地に建っています。私の家づくりの考えのすべてを取込んだ家です。

骨太な構造と、すべて土塗り壁、ムク材、塗り壁仕上げ、石垣、生垣、土舗装・・・自然の素材にもこだわっています。超ローコストにも挑戦しました。

炭の力も借り、炭素埋設をしています。電子風呂、電子水もあります。

これからもどんどん成長していける家です。


熊代邸(尾上の家)

尾上の黒住教神道山、東側の山裾の古くからある集落の中に建っています。

変形切妻の総2階建でヌレエンとバルコニーも取り込んで、周囲の古い民家ともマッチして、シンプルで明るい建物です。

 内外共に自然素材を使って、質感を大切にしながら職人さんの手仕事の温もりの伝わる、光や風の通り抜ける、のびやかな空間を持った住まいです


有森邸

 

私の小学校時代の恩師の娘さん夫婦とお母さんの住まいです。50年以上住んでいた想い出ある住まいを先生の亡くなられたあと、全て壊して、庭木なども取り払い、更地として、こじんまりとした木造(ロフト付)の住まいをつくりました。西の道路が狭いので、道路側をしっかり後退して、3台車がゆっくりと入る様にして、建物を東と北へつめました。ロフト付の変形切妻大屋根のシンプルな住まいとなりました。腰は焼杉板、外壁はMO刷、ジョリパット仕上、屋根は釉薬瓦の現代和風とし、内部は吹抜けのLDKが中心にまとまっています。自然素材で仕上げました。


浅野邸

 笠岡駅から歩いて5分ほどのところで、古くからの商店街の北西の角地にあります。木造2階建の古い建物が建っていたのを壊して建てかえてます。敷地面積40坪で車3台おくと南は1.5Mしかあかず、南に3階建住宅、東に5階建ビルがあり、直射日光はあたりませんが風通しは充分に考えて計画しました。総2階の片流れ、一部風呂とポーチが平家片流れで、東と西についていて、軒の出も短くとてもシンプルな建物です。北面階段廻りに2階分のカーテンウォールの大きな窓がついているのが特徴です。外部からも見える階段のデザインに特に気を配りました。

竹内邸

和気駅より東へ1kmほどの所にあり、山陽本線の線路にそった敷地です。

風、光、緑の景色を一杯にとり込んでいて、周囲の環境にも調和しています。

時の経過とともに味わいの増す優しい建物です。

材料には自然素材を使い、訓練された職人の手でじっくりと丁寧に造っています。内外全て小舞土塗壁です。

特に構造材には天然乾燥の地松を使っています。


福永邸(西之浦の家)

西之浦の古くからの集落の中にあります。西側と北側に道路があり、L型の敷地です。

三世代同居で、西側よりアプローチして玄関に入ると中庭が見られ、北に子供世代の2階建小屋裏付の建物と南に平家建の親世代の建物(客室兼用)があります。

多目的に利用できる中庭を通して、1階のLDKにたっぷりと光と風が入ります。吹抜の居間は松丸太と大黒柱240角が光っています。

それぞれのプライバシーを確保した、光や風を豊かに取り込んだ、現代和風の住まいです。内外共に自然素材を使っています。


和気邸

 

出会ってから約3年間いろいろと検討を重ねて、長い時間を経て、少しづつ案がまとまり、最終案が出来上がりました。時間がかかっただけ、まとまったシンプルな形になっていてよかったと思いました。昔ながらの大工さんの手刻みで職人の技を生かして、じっくりとつくっています。自然素材を使い、内外共に小舞土塗り壁、漆喰塗仕上とし、外部腰は焼杉板張としています。本当の手づくりです


萩原邸

在の住まいはそのままにして、それは他に転用し、その北の土地に夫婦でこれからの生涯住める住まいを計画しました。平家建で生活に必要な最小規模の住まいでシンプルで、全て自然素材でつくり、快適に暮らせる様に計画しましたディテールにいたるまでシンプルな住まいを考えて、内部の壁・天井は特殊な珪藻土仕上、造作は全て桧、床はカバ桜フローリング、造付家具は大工さんの手づくりで、ディテールも全て統一しました。外構計画には特に気を使い、素敵な仕上りになりました。

中村邸

住まい手の方とは完成見学会で出会いました。その後、いつも完成見学会には子供をつれて来て下さっていました。里庄、鴨方方面で一緒に土地を探して、鴨方駅まで歩いて15分の、鴨方の街が見下ろせる、静かな高台に敷地を購入しました。

息子さんが小学校入学までに完成させる条件で計画、修正を加えながら、設計をまとめました。切妻大屋根、2階建、ロフトありで、ヨツールの薪ストーブ設置、小舞土塗壁、8寸角の大黒柱、柱は全て4寸角、梁幅も4寸角、外装はシラスのソトン壁、内装は、壁、天井共、ケイソウジェラク塗、杉板貼の自然素材仕上となっています。

風がよく通りぬけ、すてきな眺望の住まいです。


安藤邸(二日市の家)

二日市の古くからの住宅地のまわりにある広々とした田んぼの中に建っています。

大屋根、片流れの屋根をもち、2階のバルコニー廻りの骨組みが印象的です。

 

周囲の景観にとけ込みながらも、モダンで明るくシンプルで元気の出る建物になるように考えました。内外共に自然素材を使っています。


内田邸

倉敷中央病院のすぐ西にある敷地で、80年ぐらい住んでいる住まいが古くなったので壊して建てかえることになり、周囲の景観に合う様、将来にわたって住み続けられる様、しっかりと考え、約6ヶ月かけて設計しました。狭い敷地を有効に使って木造の良さを生かしながら自然素材、左官仕上、ロフト付の住まいとしました。陽当り、南北の風通し、眺望には特に気を配り、職人の方々の仕事のあとがしっかり見られるよう、時間をかけてじっくりつくりました。準防火地域のため苦労しました。大黒柱(4寸角)をみてほっとします。



寺 院

 

法眼寺

寺の敷地が公共事業にかかることになり、全面移転をしないといけなくなり、土地探しから始めました。郊外のとても交通の便の良い場所に900坪の土地がみつかりました。

本堂、客殿、庫裡を一度に建築することとなり、3つの機能の違う建物を相互にうまく接続して、一体的に利用できる建物にしないといけないので、とても苦労しました。

特に本堂は、12M×12Mの無柱空間を在来木造でつくるのに苦労し、構造事務所に協力して頂きました。

 普賢院

 吉備津神社の西にあり、高野派の真言宗の寺院です

約400年前に建てられた庫裡と客殿の老朽化がかなり進んでいたので、壊して建て替えしました。

3年前から工事を始め、まず庫裡を建ててから、客殿をほぼ同じ位置に建てました。中央左寄りにある唐破風の正面玄関は、この建物の要となっており、虹梁、蟇股、彫物などは、出来る限り既存のものを使いました。2ヵ所ある大きな棟、それに対する下り棟の扱い、屋根の反りなどに随分苦労しました。仕上材料はほとんど桧、松、欅のムク材としっくいです。とても柔らかく、優しい空間に仕上がりました。

本栄寺

倉敷の鶴形山のふもとにあり、伝建地区内にある約400年前に建てられた日蓮宗の寺院です。

本堂と客殿の屋根の葺き替え工事に併せて、客殿の全面的改修工事を行いました。構造材の傷んでいるところは取り替えました。とくに白蟻による被害があり、その恐ろしさを実感しました。地盤の良い所に建っており、建物のくるいは意外と少なく、レベル調整だけ行いました。利用の便利さに合せて、間取りの変更も行い、とても快適な空間に仕上りました。



民家再生

 

薄田泣菫の生家

日本を代表する明治の詩人である薄田泣菫の生家の、築130年の保存改修工事です。

元通りの形に戻す復元を目標とし、内外とも細かく現況の実測調査を行い、床下・天井裏の隅々まで調べ、耐震補強を行い、建物の傾きや下りも調整しました。屋根は本葺瓦は葺替えて下地から直し、小舞土壁もやりかえ、木製建具はすべて取り替え、床廻りも直し、設備廻りもやりかえました。土塀は瓦を取り替え、土壁は補修に留めました。外部に多目的便所も設け、苑路も新設してスロープもつくりました。

一般開放されて自由に見学することが出来ます。

金森邸

古い連島の住宅地の中にある築120年の民家の再生工事です。

とても古い建物ですが骨組はしっかりしていたので、柱、梁を残して、基礎は新しくつくり、必要なところは補強しました。内部工事にかかるまで、とても時間がかかりました。ランマ、木製建具、照明など、昔からあるものは、それを生かして使うことにしました。出来上がってみると、とても信じられないほど良い空間に仕上がり、これからまた50年、100年と使い続けられると思っています。

大月邸

古くからある総社の商店街の中ほどにある、築100年の店舗(呉服)兼住宅の再生です。

増築、改修を繰り返していて、構造的にも大変複雑で、壊してみて、その古さに驚きました。使える木は出来るだけ残し、基礎もちゃんとつくり、耐震補強もして、やっと、構造骨組が出来て、順次、仕上をして行きました。

まちづくりで規制があり、道路から2.5M後退させ、外観、仕上は伝統的な仕上にして、町並みとの一体化をさせました。

道路沿いは、ピロティとして、イベントに使えるようにし、中庭には花みずきを1本植えて、ウッドデッキをつくりました。

とても伸びやかな、楽しい住まいが出来上がりました。


 

徳山邸

主屋の東にある離れで、築120年ぐらいたっている、中2階建の住まいの民家再生工事です。主屋との床高さを合し、階高を上げるために、そのままの位置で家を持ちあげました。「家引き」工事です。そして持ちあげたまま、ベタ基礎と立上りをつくって、土台を敷いて、家をおろしました。ここまでが大変でした。今は「家引き」をあまりしません。家の向きをかえたり、近くへ引いたりと、いろんなことが出来ます。とても素晴らしい日本の技術だと思います。壊す前によく考えて、古い建物を生かして使いましょう。

古い柱は入れかえたり、傷んでいる柱は取りかえたり、梁の補強したり、野地板、タルキを取りかえたりと、古い家に新しい命を吹き込みました。

味のある住まいが完成しました。



店 舗

 

讃岐うどん「いろ里」

総社にある讃岐うどんのお店です。

 

荒いこて塗りのモルタル外壁、シルバーに輝く鋼板葺き屋根、外周を囲んだ木塀が目印です。店主が心をこめてつくる手打ちうどんと同様、建物も自然素材を使い、職人の手で造られています。囲炉裏のテーブルで寛ぎながら食べることの出来るお店です。


オオツキ

総社駅近くに40年間あった店舗を少し東のメイン道路沿いに移転しました。既存2階建事務所の1階を大改造して、婦人服専門の店舗としました。内外共に、白、ブルー、黒、グレーを基調色として、大きな道路沿いでもよく目立つ様、シンプルにまとめました。看板も少なくして、ショーウィンドーを黒枠で大きく二つ設けて、色とりどりの婦人服が、よく目立つ様、考えました。5台の駐車場もコンクリートの洗い出しとし、スロープのアプローチを設け、バリアフリーとしました。

味心「逆瀬川」

赤磐市の官公庁の建物の並ぶ地区で、赤磐消防署のすぐ前の、和食の店です。

この店は、当初より、予算が厳しく、大変ローコストで、いかに満足のいく店をつくるか、とても苦労しました。施主さんも、業者さんも、設計者もみんなが力を出し合い、知恵を出しあい、本物の素材を使って、石や、植木など、あるものは出して使い、予算以上のものが出来あがり、施主さんに大変よろこんで頂きました。地域の方々に愛されて、しっかりと繁盛してもらいたいと願っています。



工 場

 

ハギハラ工業(株)

本社エンジニアリング事業部

 

事務所と工場の併設の建物で、本社工場内の一角にあり、最も新しい建物です。

モダンな建物となる様、外壁はサンドイッチパネルのヨコ張りで、2色を使い分け、ガラスは熱線吸収ガラスとし、ガラス効果でまわりの景色がうつっています。

とてもさわやかな仕上りとなりました。


日本非破壊検査(株)技術センター

2017年12月初旬より杭工事が始まりました。工場棟、事務所棟の杭工事を全部終えてから、工場棟の中にRC造のX線しゃへい室があるので、この工事にとりかかり、併行して事務所棟の工事を進めて、RC造の躯体が完了してから工場棟の施工をしました。RC造(壁厚700m/m、スラブ厚600m/m)の施工がとても大変で気をもみましたがうまく出来上がってほっとしました。工場棟、事務所共に白とグレー、シルバーの色で仕上げ、まわりの景色の中でひときわ映えています。

ハギハラ工業(株)里庄工場

 

 

 

 

平成元年バブルの時に新築しました。

里庄の2号線沿いの45000㎡の広大な土地に一度に20000㎡の工場を建てました。

40歳の時で本当に全力投球で設計監理に取組みました。

長さ200M、杭も400本、鉄骨も2000tと何もかも私にとって初めての体験となりました。

スパン35M、クレーンもあり、高さは12Mぐらいで、コンクリートPC版の仕上など。

その後、数回の増築を経て、今日に至っています。

 


 

㈱シンニチロ松江工場

松江の大島山の東に約1000坪の敷地を購入して、工場ですが石灰岩関連のプラント施設が主です。建築とは言え、大型プラントの架台が主で、それをALC版で囲った様なもので、プラント設備と建築の関りが大変複雑で、施工には大変な注意が必要でした。ほとんど無窓でボリュウムのある白い建物で青空のもとに輝いています。本当に難しい工事でしたが、無事完成してほっとしています。工場のマークとサインが遠くからもよく見えています。

ハギハラ工業(株)賀陽工場

 

 

 

 

平成9~10年にかけて、賀陽工業団地の一番奥の土地65000㎡に、工場を15000㎡新築し、平成12年に事務所500㎡を増築しました。

小高い丘の上にあり、住宅地への騒音も考えて、外壁はコンクリートPC版、一部角波鉄板としました。

将来の増築を考えて、増築継手を出しておきました。

スパン28.5M、クレーンもあり、高さは12Mぐらいです。

 




福祉施設

 

こもれびの家 けやき

小規模多機能施設と高齢者専用賃貸住宅です。

木造2階建で、準耐火建築物ということで、設計上も大変厳しいものとなりました。

木造総2階でエレベーター付、屋上使用して、狭い土地を最大限有効に使う様、工夫しました。

ムクの240角の桧の通し柱が15本あり、造作材は杉、桧のムク材でしており、とてもやさしい雰囲気になっています。自宅にいるようです。

老人施設として、大勢の方に利用されています。

 

フェニックス田井

田井駅にほど近い、静かな住宅地の中にあり、北には公園があります。敷地は南北に細長く、建ぺい率一杯に建物をたてました。

デイサービスとショートステイのための施設であり、動線はわかりやすく、暖かく、明るく、くつろげる雰囲気をもたせるよう工夫しました。



保育所

 

連島東保育園

連島の山ぎわの旧道沿いにあった園舎が狭くなり、かつまた交通の不便もあり、旧連島東小学校の跡地の西の端に新築し、移転しました。

広い敷地に、シンプルで明るく、のびやかで開放的で、使いやすく、園児たちも楽しめる建物を計画しました。

土舗装のアプローチ、内外のバリアフリー化、吹抜のホール、ウッドデッキ、屋上のプール、オール電化厨房、廊下と一体化できる遊戯室など、いろいろと工夫をこらしました。

みらい保育園

待機児童の解消のため、倉敷市内で3保育園がつくられることになり、そのうちの1つに選ばれた保育園です。プロポーザルを行ない、実施設計、交付申請等を行ない、狭い敷地、厳しい建築規制などがありました。

第一種低層住居地域で、建築規制も厳しく、周囲が住宅地で、音の問題も考え、仕上等も工夫しました。屋根はRCのスラブとして、軒もしっかり出し、シンプルな建物とし、全体を白色として、黄色をアクセントカラーとし、やさしさを出しています。内部は木を出来るだけ使って、暖かさを出す様にしました。

あさのは保育園

静かな住宅地の中にある築35年経つ住まいを改造し、用途変更して保育園にしました。既存の構造を調査して、耐震補強をし、柱と梁が残る程度で、プランをしっかり検討しました。中央にあったトップライトを中心として生かし、開放的な保育所となる様に計画しました。保育室は広い畳敷きとして、その他はフローリング貼で壁、天井は白色のクロス貼としました。企業主導型の保育所で36人の定員です。外部の運動場、畑、園路も楽しいものになる様に企画しました。内部の家具は西粟倉の「もっくん」を使いました


なごみ保育園

 

企業内保育所で12人定員のこじんまりした木造平家建の片流れ大屋根の建物です。静かな住宅地の中にあり、会社へ行く前にあずけて行くのに便利な所に敷地を見つけました。土地さがし、設計とかかわりました。

外壁は薄い黄色のモルタル下地、屋根は緑青色、木部はオイルステイン透明仕上、軒天は杉板貼オイルステイン透明仕上、手すりも看板も全て木製仕上とし、優しく親しみやすいように考えました。幼児が自分の家にいる様な感じとし、内装も自然な木のやさしい仕上にしました。庭は人工芝張りとし、建物全体に安全に細心の注意を払い、セキュリティにも注意しました。



公民館

 

茶屋町公民館

茶屋町駅からほど近い、住宅地の中の角地にあります。すぐ近くに茶屋町小学校もあります。

公民館として、ひとつのまちのシンボルにもなる様に、切妻の大屋根とし、外壁はやわらかい表情の塗り仕上とし、全体に和風調のイメージになる様に考えました。

時間の経過と共に味わいの増す建物となり、周辺の街並にとけ込める様になることでしょう。



事務所

 

(株) シマダオール

中畝の大きな道路に面して、以前より取得していた土地と合わせて、本社を移転して、事務所、会議室、休憩室などをとり、店舗も以前より随分広くなりました。

シンプルでやさしいモノトーンの建物とし、ガラスのカーテンウォールとコーポレートカラーの赤い庇がひときわ映えています。

将来を見こして、設備も充実したものとしました。

 

(株)シマダオール

南にある現在の事務所が老朽化したため、北隣の敷地に新しく事務所をつくることになりました。10年前に建てたプロショップを考慮して、今回の事務所も統一感のあるものとなる様考えました。鉄骨3階建、ALC版貼、エレベーターも設置して、屋上は避難用に利用できる様にしました。屋上から見る眺望はすばらしいです。南面は全面カーテンウォールとし、印象的な外観となってます

ハギハラ工業(株)里庄工場事務所

県道がのびてきて敷地の一部を通るので、そのための事務所の移転新築工事です。

道路に沿って事務所を斜めの平面として、外壁はシルバーとダークブラウンで統一し、一部、大理石、ミカゲ石張とし、窓は熱線反射のグレー色のペアガラスとして、シンプルな構成にしました。

内部は間仕切を少なくして広々とした空間として、将来に対応しました。



その他

稗田駐在所

近くにあった駐在所を大きな道路沿いの便利な場所へ建て替えました。県の方で平面はほぼ決まっていたので、これに外観を考えるということで、とても苦労しました。

平屋なので、シンプルにして、いかに目立つ形にするか、また色をどうするかにも注意しました。駐在所として、みなさんによくわかり、目立ち、親しみのあるものになる様に考えました。

清音駐在所

JRの清音駅のすぐ近くの住宅地の一角にあります。

周囲の風景になじむ様に、住宅的なものとして考えました。

屋根は和瓦とし、外壁も左官仕上としました。それでいて、みなさんになじみやすく、目立ちやすくなる様に考えました。

備南ふれあい会館

 倉敷川にほど近い、茶屋町の西の端の方にあります。多目的に使用できる大ホールと小ホールが2つあります。R型の屋根3つで構成された外観はとても特色のあるものとなっています。天井もR型なので吸音にとても苦労しました。